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立川市で家を買うのに良いエリアは?立川市の駅別土地情報を紹介

行政機関や商業施設が集まり、多摩エリアの中心的な存在となっている立川市。都心へのアクセスも便利で、昭和記念公園などの大きな公園もあって、子どもから高齢の方まで人気のある街です。

そんな立川市で家を建てるとなれば、どれくらいかかるのでしょうか?立川市の土地価格について、エリア別に紹介します。

立川市の土地平均購入価格

国土交通省の公示地価データによると、立川市全域の平均土地価格は、1m2あたりで約45.2万円、坪単価は150万円くらいです。
この価格は、東京23区を除く多摩地区では、武蔵野市、三鷹市に次いで3番目に高く、練馬区全域とほぼ同じです。

立川市の人口はまだまだ増加傾向にありますし、どこへ行くにも便利なアクセス環境がそろっていることも地価を上げる要因につながっています。

ただ、この価格は駅前の商業地域なども含んだ市全域の地価です。
そこで住宅地に絞って実際の不動産取引価格をみると、立川市全体の土地価格相場は約75.2万円となっています(不動産コーポレートサイト「SUUMO」2019年5月現在)。

30坪の土地だと約2,200~2,300万円、40坪だと約3,000万円。都心に比べれば安いとはいえ、青梅市やあきる野市の2倍近い額になります。
なお、実際に売り出されている土地の敷地面積は30~50坪程度が多くなっています。

立川市のエリア別の地価ランキング

さらに詳しく、立川市の住宅地を公示地価の高い順にランキングしました。
(2018年国土交通省「公示地価データ」、東京都庁の「地価調査データ」参考)

エリア 価格
1位 柴崎町2丁目 400,000円/m2(坪単価:1,322,314円)
2位 高松町1丁目 344,000円/m2(坪単価:1,137,190円)
3位 錦町1丁目 343,000円/m2(坪単価:1,133,884円)
4位 曙町3丁目 342,000円/m2(坪単価:1,130,578円)
5位 錦町4丁目 339,000円/m2(坪単価:1,120,661円)
6位 錦町3丁目 328,000円/m2(坪単価:1,084,297円)
高松町2丁目 328,000円/m2(坪単価:1,084,297円)
8位 錦町5丁目 301,000円/m2(坪単価:995,041円)
9位 曙町3丁目 287,000円/m2(坪単価:948,760円)
柴崎町4丁目 287,000円/m2(坪単価:948,760円)

以上が、立川市の住宅地の地価ランキングTOP10です。7位までの坪単価は100万円を越えます。

すべてが、立川駅および西国立駅から半径1.5km以内にある土地で、柴崎町、高松町、錦町、曙町といった駅近の閑静な住宅街が並んでいます。

「立川に住みたいけど、もう少し価格を抑えたい…」という方には、多摩モノレール沿線や西武拝島線沿線がおすすめ。

たとえば、多摩モノレールの砂川七番駅や泉体育館駅から徒歩10分圏にある柏町なら、坪単価が80万円以下。西武拝島線の武蔵砂川駅周辺だと60万円前後。西武立川駅周辺なら50万円台と、JR線沿線の半値近くになる土地もあります。

特に多摩モノレール沿線には、IKEAや家電量販店など大型商業施設が進出し、利便性も高まりつつありますので、価格も重視したい方には狙い目といえるでしょう。

立川市の土地評価額の動向

立川市の地価は、ここ数年は上昇傾向にあります。
公示地価を駅別にみると、中央線、多摩モノレール、西武拝島線のいずれの駅も上昇。年率にすると、1~2%ずつ上がっています。とりわけ、大型商業施設の誕生が続く立川駅の北側は上昇率が高く、年率で2%以上の地点もあります。

また立川駅の南側も、柴崎体育館駅の周辺は年率2%前後の上昇率を示す土地もあるようです。

まとめ

青梅市や福生市などの西多摩エリアと比べると、立川市は土地の価格が高く、手の出しにくいエリアだと感じるかもしれません。

とはいえ、多摩モノレールや西武拝島線などの沿線住宅街に目を移せば、立川でも30~40坪で2,000万円前後の土地が手に入るチャンスはあります。

将来的な資産価値も含めて土地探しを検討されている方にとっても、地価上昇率の高い立川市で土地を購入するのは賢い選択といえるのではないでしょうか。