自然と和・洋が調和する街・福生市の地域情報
東京の都心部から西へ約40キロ。昭島市や羽村市に隣接する福生市に、皆さんはどういったイメージをお持ちでしょうか?
「米軍横田基地がある街」というイメージの強い福生市ですが、実は奥多摩の山々や多摩川に囲まれ、和と洋両方の文化を楽しめる街でもあります。
今回は、子育てのしやすさや交通アクセスの良さを中心に、福生市の魅力をまとめました。
和洋の文化が両立する福生市の特徴
福生市は、人口約5万8,000人の街です。
市内を多摩川や玉川上水が流れており、市の中心部である福生駅のすぐ近くにも多摩川中央公園や多摩川緑地といった公園が複数あります。自然環境の豊かさは、子育て世帯からご高齢の方々まで幅広い層から人気を集めている理由のひとつ。
そんな福生市の特徴は、市の3分の1を占める横田基地に支えられて発展してきたアメリカ文化と福生市が大事に守ってきた和の文化の両立です。
基地を受け入れ、古くから西多摩における交通の要として発展してきた福生市では、アメリカンテイストあふれるレストランやカフェと、江戸時代から続く酒蔵や平安時代からある熊川神社などが違和感なく調和しています。
洋も和も受け入れてくれる懐の深さが福生市の魅力です。
福生市の施設情報
子育て世代なら押さえておきたい、福生市の教育機関や医療・福祉に関する情報を見ていきましょう。
・保育園・幼稚園・小中学校
福生市内には、私立の幼稚園が4園あります。保育園はすべて私立で合計16園、そのうち3園は認定こども園と小規模保育園です。
人口や市の面積を考えれば、保育園・幼稚園の数は充実しているといって良いでしょう。待機児童の数は平成28年と29年の2年連続で0人を達成しています。また、保育料が国の基準額より57%前後安く、保育サービスの利用率は60.3%と高いのも特徴です。
小・中学校はそれぞれ7校・3校あり、全校が耐震化済みとなっています。完全給食制なので、民間企業や雑誌の調査でも「子育てしながら働きやすい街」としてトップクラスの評価を受けています。
・医療・福祉について
市内の一般病院は4つ。公立福生病院という総合病院と、救急医療を行う目白第二病院があるほか、小児科や内科、歯科など数多くのクリニックが点在しています。
福生病院、目白第二病院ともに青梅線福生駅から徒歩20分圏内にあり、アクセスも抜群です。
福生市の交通情報
市内にはJR青梅線を始め八高線や五日市線も通っており、福生駅・牛浜駅・拝島駅・熊川駅・東福生駅の5駅が存在しています。
都心部まで通勤・通学をする場合、青梅線の立川駅で中央線に乗り換えることになりますが、東京駅や新宿駅までは1時間ほど。駅の数も多く、交通の便が良い街です。
また、横田基地に沿って国道16号線が通っており、市の中心部にある福生駅から中央高速八王子ICを通れば都心まで1時間程度でアクセスできます。そのほか、奥多摩街道や五日市街道も通っているため、車やタクシーでの移動もスムーズです。
市内には路線バスもあり、福生駅からは羽田空港行きの高速バスも出ています。市はご高齢の方や障害者、妊婦・乳幼児向けの福祉バスも運行しているため、車や公共交通機関を利用しづらいという人にも安心です。
まとめ
福生市では、和と洋両方の文化と豊かな自然を楽しむことができます。
保育料も安いうえ、中学校まで完全給食であるなど、共働きの子育て世代のサポートも充実しているほか、車でも鉄道でも都心まで約1時間で出かけられるアクセスの良さも魅力です。
マイホームを建てるなら、環境と利便性のバランスが良い福生市を選んでみてはいかがでしょうか?