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青梅市の治安は?データから見る青梅市の安心度をチェック

新しい生活を始める街を探すとき、「街の治安」を気にされている方も多いと思います。
安心できるはずのマイホーム。その周りが治安の悪い地域だったら、不安を抱えながら過ごすことになるでしょう。

それでは、青梅市の治安はどうなのでしょうか?犯罪や事故など、実際のデータをもとに検証してみましょう。

青梅市の犯罪発生率はどのくらい?

警視庁が公表している「刑法犯認知件数」によると、2018年に青梅市で発生した刑法犯の件数は840件。青梅市内では、1日あたり2~3件くらいの事件が発生していることになります。ただ、この数字は2015年までは年間1,000件以上もあり、年々減少傾向にあるようです。

また、犯罪の発生件数を人口で割った「犯罪発生率」をみると、青梅市は1.03%(警察庁「犯罪統計書」より)。全国平均は0.90%ですから高いようにも見えますが、東京都の平均が1.83%、周辺自治体と比較しても低い数値です。

防犯意識が高まっていることに加え、青梅市では「青梅・奥多摩防犯のつどい」などの啓蒙活動を実施しています。こうした点も、犯罪発生率を抑えている一因になっているのかもしれません。

交通事故の発生率はどのくらい?

2018年に青梅市で発生した交通事故の件数は、436件です(警視庁「交通事故発生状況」)。
事故の発生しやすい時間帯は、午前8~12時と夕方。年代別に見ると、40代と65歳以上の層が事故に遭う方が多く、ともに年間104件となっています。

これも、人口で割った「交通事故発生率」でみると、青梅市は0.50%。東京都の平均が0.40%、全国平均は0.47%ですから、やや高いことがわかります。

青梅市は車社会ですから、都心部よりも発生率が高くなるようです。
また、観光で訪れるドライバーも多いので、自分が注意していても事故に巻き込まれる可能性もあるでしょう。運転をする際には、十分に注意して交通事故を起こさないようにしましょう。

治安の面から考える、青梅のオススメなエリアは?

犯罪や事故に巻き込まれないようにするには、こうしたことが起きにくい地域を選ぶことが大切です。たとえば、夜間に出歩く際には、遠回りでも明るくて人通りの多い道を選ぶなど、何かあっても助けが呼べるような身を守る行動を取るのも一手でしょう。

夜間でも明るくて人通りの多い場所といえば、駅前です。
青梅市には、JR青梅線の河辺駅、東青梅駅、青梅駅があります。

河辺駅周辺などは再開発が進み、一日を通して人通りが多いので犯罪にあうリスクは低いでしょう。万が一、事件に遭いそうになった場合でも、駅前なら交番もありますのですぐに助けを呼べます。

また、近所付き合いも犯罪抑制につながります。顔見知りが多ければ不審者に気付きやすくなりますし、地域ぐるみで防犯活動に取り組んでいるところもあります。

交通事故でいえば、大きな幹線道路が通る周辺エリアは注意が必要でしょう。
青梅市には、新青梅街道や奥多摩街道といった交通量の多い道路があります。特に夜間は、スピードを出して走っている車も見られますので、出歩く際には十分に注意しましょう。

まとめ

治安の面から住まいを探すときは、「街灯があるか」「最寄りに交番があるか」など、周辺環境の安全度をしっかりチェックしましょう。

小さなお子さんがいる家庭なら、黄色い旗を掲げた「青梅子ども110番の家」も確認しておきたいところ。青梅市には、子どもたちの緊急避難場所となる住宅や商店が、2,000件以上もあります。

家族の安全を守るには、自らこうした取り組みに参加することも大切でしょう。青梅子ども110番の家は、青梅市役所の教育総務課で随時受け付けていますので、引っ越される方は検討されてみてはいかがでしょうか。