1. トップページ > 
  2. 地域情報記事一覧 > 
  3. 日本にいながらアメリカ気分。福生市の魅力とは?

日本にいながらアメリカ気分。福生市の魅力とは?

福生市といえば、「米軍横田基地」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

市域全体の約3分の1を占める米軍横田基地には、軍人やその家族をはじめ約9,000人のアメリカ人が暮らしています。
街のいたるところでアメリカの雰囲気を感じる―それも、福生市の魅力です。

アメリカ人との交流が盛んな街

米軍基地と聞くと、あまり良いイメージを持たない方がいらっしゃるかもしれません。
しかし実際に福生の街を歩くと、とても気さくで人あたりの良いアメリカ人に出会います。
スーパーやコンビニで、楽しげに買い物をしている姿は日常茶飯事。

日本人と交流したいと考えているアメリカ人は多いようです。福生市には、そんな日米交流が持てるイベントも盛んです。いくつかご紹介しましょう。

横田基地日米友好祭(フレンドシップフェスティバル)

毎年9月ごろに開催される「横田基地日米友好祭(フレンドシップフェスティバル)」は、横田基地を開放しアメリカ人とコミュニケーションが取れる一大イベント。
基地内には模擬店や売店などが、たくさん出店されます。ハンバーガーや、ステーキ、ピザなど、本場アメリカのフードが楽しめるほか、Tシャツやタオルといった土産品も販売されています。販売員は米軍基地関係者で、一緒に写真を撮ることも。

ひそかに人気を集めているのが、基地内にある自動販売機。日本では手に入らないジュースや栄養ドリンクが買えるとあって、行列ができることもあるようです。
もちろん、米軍や自衛隊の戦闘機も間近で見られます。運が良ければ、ブルーインパルスを見られることも。

このほか、航空機の格納庫でのライブ演奏や、夜には打ち上げ花火もあります。
例年10万人以上が来場する人気イベントですので一度見てみてはいかがでしょうか?

福生七夕まつり

福生七夕まつりは、毎年8月に福生駅や市役所周辺など市内一円で開催。それぞれの商店街による特徴を凝らした七夕飾りが楽しめる、福生市主催のイベントです。
     

日本伝統の祭りに、横田基地のアメリカ人も積極的に参加されています。約2,000名が街中を踊りながら練り歩く民踊パレード(七夕流し踊り)では、日本人はもちろん、アメリカ人も楽しく踊っている姿が見られますよ。

アメリカに一番近い商店街「福生ベースサイドストリート」

イベントだけでなく、普段の生活でもアメリカの雰囲気を感じられる福生市。その象徴が、「福生ベースサイドストリート」です。
米軍横田基地の西側を通る国道16号線沿いには、アメリカンテイストのお店がいたるところにあって、レトロな英字看板が異国情緒を漂わせています。

特に、横田基地第5ゲートや第2ゲートの入口近くには、カフェやレストラン、雑貨店、古着、自動車やバイク店など多くのお店が並んでいます。

代表的なお店をいくつか挙げると、焼立てベーグルやローストビーフサンドが人気のカフェ「フレッシュ・ベーグル・カフェ Hoop」、アメリカンフレーバーのアイスが人気の「ブルーシール」、1950年代~1960年代の家具や雑貨のお店「BIG MAMA」、さらにLAインポートブランドのファッション店は「LIEON SHARE」や「Ray dy」などが評判です。

また「フレンドシップパーク」という広場では、毎月第2日曜日に米軍基地関係者主催のフリーマーケットが開催されます。アメリカの雑貨やアンティーク家具、古着など50店ものお店が集まり、掘り出し物やビンテージ品などが手に入ることもあるようです。

まとめ

福生市は、米軍横田基地とともに繁えてきた街です。それゆえに、いろいろなところでアメリカの雰囲気が楽しめますし、触れ合いも盛んです。

アメリカのファッションや雑貨などが好きな方はもちろん、海外旅行が趣味という方や休日に気分転換をしたいという方にとっても、福生市は魅力的な街ではないでしょうか。