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羽村市の保育園・幼稚園事情と、子育て支援制度をチェック!

子育て真っただ中の世代にとって、保育園や幼稚園の環境や自治体の育児支援制度などは、気になる情報です。
ここでは、羽村市の保育園・幼稚園事情や、子育て世代を支援する補助金制度などについてまとめました。

羽村市に保育園・幼稚園はいくつある?

羽村市には、保育園が12園、幼稚園が7園あります。いずれも私立で、公立の保育園・幼稚園はありません。

・羽村市の保育園について

まずは、羽村市にある保育園の一覧をご紹介しましょう。

あおぞら保育園 かやの実保育園 さくら保育園
太陽の子保育園 玉水保育園 チューリップ保育園
羽村しらうめ保育園 羽村たつの子保育園 羽村まつの木保育園
富士見第一保育園 富士見第二保育園 まつぼっくり保育園

羽村市の保育園は、「身近にある自然と触れあう」ことを教育方針として掲げる園が多いようです。

たとえば、多くの園で実施している「キャンプ体験」。羽村まつの木保育園では、父親が中心となってテント設営から露天風呂づくりなどをするキャンプ体験が評判です。

また、「農業体験」も特色のひとつ。羽村たつの子保育園では、管理する農園で田植え、いも堀、いちご・とうもろこし摘みなど、自然の恵みに触れ合うイベントがたくさん開催されています。

ユニークな特徴を持つのが、かやの実保育園と、さくら保育園。音楽教育に重点を置き、和太鼓を使ってリズム感を身に付けつつ、日本の伝統文化も学べる教育方針が人気のようです。

・羽村市の幼稚園について

羽村市にある幼稚園は、以下の通りです。

五ノ神幼稚園 さかえ幼稚園 多摩学院幼稚園
羽村善隣幼稚園 富士学院幼稚園 村野小鳩幼稚園
ルーテル羽村幼稚園

幼稚園では、英語教育を重視する園が多いのが特徴です。

五ノ神幼稚園、さかえ幼稚園、多摩学院幼稚園では、外国人の教師によるネイティブな英語教育を行っています。

また体操教育にも熱く、五ノ神幼稚園や村野小鳩幼稚園、ルーテル羽村幼稚園などでは、幼児用の器具を使ったカリキュラムを取り入れています。

「子どもたちが持っている才能を開花させたい」という保護者の方に、羽村市の幼稚園は評判のようです。

私立幼稚園などに関する補助金制度

いずれの保育園・幼稚園も私立ですから、気になるのが保育料でしょう。

羽村市内の幼稚園の場合、入園料は8~10万円、保育料は月額2~3万円くらい。
このほか保育用品や制服代なども含めると、結構な額になります。

そこで活用したいのが、自治体の補助金制度です。代表的なものをご紹介しましょう。

・幼稚園就園奨励費補助金

幼稚園に通うお子さんがいる保護者に対して、国が保育料などの一部を補助する制度です。
所得やお子さんの数などによって補助限度額は異なりますが、年額で6万2,200円~30万8,000円の補助金が受けられます。

・私立幼稚園等園児保護者負担軽減補助金

幼稚園に通うお子さんがいる保護者に対して、東京都が保育料などの一部を補助する制度ですが、羽村市では独自に月額4,000円を上乗せして支給しています。
こちらも所得やお子さんの数などによって補助限度額は異なりますが、月額4,000円~1万200円の補助金が受けられます。

・認証保育所利用者負担軽減補助金

保育園に通うお子さんがいる保護者に対して、羽村市が保育料などの一部を補助する制度です。
羽村市に在住している方で、一定の条件を満たせば月額4万円を限度として補助が受けられます。

このほかにも、補助金制度はいくつか用意されています。
対象となる方の条件や申請方法などについては、羽村市のホームページまたは市役所の子ども家庭部子育て支援課へ問い合わせてください。

羽村市の子育て支援のための補助金

子どもがいる家庭に対しての児童手当や医療費補助に関する手当も用意されています。
何かとお金がかかる時期に助かる制度ですので、ぜひご確認ください。

・児童手当

中学生以下のお子さんがいる保護者に対して、国が設けている児童手当です。
一定の所得未満の方であれば、月額で以下の支給額が受けられます。

0歳~3歳未満:1万5,000円
3歳~小学生(第1子・第2子):1万円
3歳~小学生(第3子以降):1万5,000円
中学生:1万円
※所得制限を超える場合は、一人5,000円(一律)です。

・児童扶養手当

高校生以下のお子さんがいる母子家庭または父子家庭などの保護者に対して、国が設けている児童扶養手当です。
所得限度額がありますが、児童1人につき月額1万30円~4万2,500円の手当が受けられます。

・児童育成手当

高校生以下のお子さんがいる母子家庭または父子家庭などの保護者に対して、東京都が設けている児童育成手当です。
所得限度額がありますが、児童1人につき月額1万3,500円の手当が受けられます。

・乳幼児医療費助成制度

未就学児のお子さんがいる保護者に対して、東京都および羽村市が定める医療費助成制度です。
東京都内にある医療機関等で、健康保険証とマル乳医療証を提示すると、医療費の自己負担分が助成されます。

・義務教育就学児医療費助成制度

小中学生のお子さんがいる保護者に対して、東京都および羽村市が定める医療費助成制度です。
通院に関しては、1回につき200円で受診できます。 入院に関しては、自己負担はありません(ただし、食事療養費などは自己負担あり)。

まとめ

活発に動き回る子どもたちは、ケガをしたり突然熱を出したりと、何かと医療費がかかります。
自治体が用意している補助金を上手に活用して子育ての負担を軽くし、健康で楽しい子育てライフを送りましょう。