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福生市の駅別土地情報

福生市でマイホームを購入すると、いくらくらいするのでしょうか?

ここでは、土地相場や地価などから、福生市のマイホーム価格について紹介していきます。

福生市の土地平均購入価格

まずは国土交通省の公示地価データなどから、福生市の土地価格をみていきましょう。
福生市全域の平均土地価格は、1m2あたりで約20.3万円、坪単価は約67万円くらいです。
近隣の街と比べると、羽村市より4割ほど高く、青梅市の2倍に相当します。

それでも、立川市のおおよそ半分、杉並区と比べれば3分の1ほどですから、立地の割にはリーズナブルだといえるでしょう。

エリア別の地価ランキング

上記は、商業地も含む福生市全域の平均価格です。そこで、住宅地に絞りエリアを細かく分けて見ていきましょう。

以下の表は、福生市の住宅地を価格の高い順に並べたランキングです。
(2018年国土交通省「公示地価データ」、東京都庁の「地価調査データ」参考)

エリア 価格
1位 東町 222,000円/m2(坪単価:733,884円)
2位 志茂132番 175,000円/m2(坪単価:578,512円)
3位 熊川字北853番 173,000円/m2(坪単価:571,900円)
4位 武蔵野台2丁目 171,000円/m2(坪単価:565,289円)
5位 熊川字東262番 170,000円/m2(坪単価:561,983円)
6位 加美平1丁目 168,000円/m2(坪単価:555,371 円)
7位 志茂18番 166,000円/m2(坪単価:548,760円)
8位 熊川字北583番 161,000円/m2(坪単価:532,231円)
9位 福生字奈賀 154,000円/m2(坪単価:509,090円)
10位 南田園3丁目 152,000円/m2(坪単価:502,479円)

以上が、福生市の住宅地における地価ランキングTOP10です。
福生市は、米軍基地や商業地を除く市域全体がほぼ住宅地ですから、地域ごとの地価の差はほとんどありません。

坪単価50~60万円くらいのところが大半で、羽村市より10万円ほど高いという感じです。
最寄駅別に見ると、上記地点の多くが福生駅と牛浜駅から約1km以内にある住宅地になります。

福生駅は、1位の東町(駅から徒歩3分)、4位の武蔵野台2丁目(駅から徒歩10分)、6位の加美平1丁目(駅から徒歩13分)、9位の福生字奈賀(駅から徒歩10分)など。

牛浜駅は、2位と7位の志茂エリアは駅から徒歩7分ほど、3位と5位と8位の熊川エリアは徒歩5~10分と、いずれも駅から至近にあることも価格の高い理由にありそうです。

実際の売り出し価格はどれくらい?

地価と実際の売り出し価格とでは、少し異なります。
続いて、福生市で実際に売り出されている土地の価格についてピックアップしました(2018年8月現在)。

エリア アクセス 広さ 価格
福生 牛浜駅から徒歩9分 72.57m2 700万円
福生 牛浜駅から徒歩8分 221.93m2 2,980万円
熊川 拝島駅から徒歩5分 203.60m2 3,079万円
南田園1丁目 熊川駅から徒歩13分 126.72m2 1,980万円

2018年8月現在の情報だと、牛浜駅から徒歩10分圏で1m2あたり10~15万円と公示地価より安い土地も出ています。また、拝島駅や熊川駅でも15万円前後の土地が見られるようです。

なお、土地の取引価格は地価公示額だけでなく、土地の形状や周辺環境、売主の事情など、さまざまな要素を加味したうえで決まりますので、ご留意ください。

福生市の土地評価額の動向

福生市の土地価格は、市全域でみると、ここ10年ほどは安定していますが、直近の数年では上昇傾向にあるようです。
これは、駅から近いエリアで売り出されている物件が、ここ数年、多かったことが一因だと考えられます。
実際の土地取引価格は公示地価より動向が大きいため、お得な物件が出てくる可能性もあります。福生市で土地を検討されている方は、逐一不動産情報に注目しましょう。

まとめ

福生市には、JRの青梅線(福生駅、牛浜駅)、五日市線(熊川駅)、八高線(東福生駅)と、狭い市域に3つの路線と4つの駅があります。
このため、駅から至近に土地が出やすく、交通の便が良いのはもちろん、将来の資産価値も下がりにくいと考えられます。

マイホームを探す際には、将来的にも安定しているかという観点もふまえたうえで、子や孫の宝になるような土地を選んでみてはいかがでしょうか。