転職回数と住宅ローンの関係
転職回数が多くなると、住宅ローンの審査に影響が出るケースが多いです。しかし、転職回数だけが問題なのではなく、転職した「理由」などの内容が大事になってきます。
■転職回数が審査の問題になるケース
そもそも、「転職回数が多い」という理由だけで、住宅ローンの審査に通らないということはありません。あくまで、住宅ローン借入者に「継続的に」「安定して」返済する能力があるかの審査をされます。
そのため、転職回数が多くて問題になるというケースは、たとえば以下のようなケースです。
1.関連性がない業界で、それぞれ短い期間しか在籍していない
2.収入が減少している
3.明確な転職理由がない
このようなケースだと、金融機関が「安定して継続性のある収入を得られない」と判断する可能性があります。
■転職回数が審査の問題にならないケース
一方、以下のようなケースの場合には、転職回数が審査の問題にならないケースが多いです。
1.転職後、2~3年以上勤めている
2.同じ業界への転職でキャリアアップしている
3.年収が順調に上がっている
このようなケースは、前項とは逆で「継続的に安定して収入を得ることができる」と判断されやすいのです。これらは「職歴書」という書面に記載して金融機関に提出するので、金融機関が好印象を持つようにきちんと記載しましょう。
また、金融機関によって転職に対しての審査基準が違います。そのため、転職回数が多いことが気になる人は、事前に金融機関へ問い合わせておくことをおすすめします。
「転職回数が多くてローンを組めるのか気になる」という方はぜひ一度当社にご相談くださいませ。