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マイナス金利ってなに?

マイナス金利という言葉を知っている人は多いと思いますが、どのような内容かまで知っている人は少ないものです。マイナス金利は自分にも関わってくることなので、内容は知っておきましょう。

マイナス金利とは?

マイナス金利とは、民間銀行の日銀当座預金口座にあるお金に対して、-1%の金利を課す政策のことです。つまり、民間銀行は今まで日銀の口座にお金を預けているだけで「利子」という収益が上がっていましたが、今度は逆に日銀の口座にお金を預けているだけで「利息」がつきお金が減ってしまうのです。

そのため、民間銀行は民間企業や民間人への貸し出しを増やすことになり、お金が世の中に出回ります。そうなると、お金の価値が下がり物価が上がるという「インフレ」状態になるのです。日銀はこのインフレ状態を狙ってマイナス金利政策を導入したのです。

マイナス金利が導入されるとどうなる?

マイナス金利政策が導入されると、上述したようにインフレ誘導が起こります。また、お金が世の中に回るということで、単純に日本全体の景気が向上する可能性があるのです。

また、金利が下がると円を持っていても利益を生み出すことが困難になるため、円を売る人が増えます。つまり、円安になるということなので、株価も上がり、外国人観光客が増えるという日本にとって良いことが起こりやすいのです。

さらに、マイナス金利に連動して住宅ローン金利なども下がることがありますので、民間企業や民間人は低金利で借り入れができることもあります。

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