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青梅市の土地情報

新居選びは、立地も重要なポイントの一つです。ただ、便利で誰もが住みたいと思っているエリアほど土地の価格(地価)は高くなるもの。青梅市の地価は都心に比べるとお手頃ですが、場所によっては価格の高い地域もあります。

そこで今回は、青梅市のエリア別の地価について紹介しましょう。

青梅市の土地平均購入価格

青梅市全域の地価平均は、1m2あたりで約10.4万円、坪単価は約34万円くらいです。
近隣自治体と比べれば、羽村市全域の平均より3~4割ほど安く、昭島市全域や福生市全域と比べれば半分、立川市全域なら約6分の1の地価となり、かなり安いと思います。ただし、この額は商業地や山間部も含んだ青梅市全域の地価です。そこで、住宅地に限った地価をエリアごとに見ていきましょう。

青梅市のエリア別の地価ランキング

以下は、青梅市の住宅地を地価の高い順に並べたランキングです。
(国土交通省「公示地価データ」、東京都庁の「地価調査データ」参考)

エリア 価格
1位 東青梅4丁目 177,000円/m2(坪単価:585,123円)
2位 新町3丁目 174,000円/m2(坪単価:575,206円)
3位 河辺町6丁目 172,000円/m2(坪単価:568,595円)
4位 東青梅5丁目 163,000円/m2(坪単価:538,842円)
5位 師岡町3丁目 158,000円/m2(坪単価:522,314円)
6位 野上町3丁目 149,000円/m2(坪単価:492,561円)
7位 新町5丁目 146,000円/m2(坪単価:482,644円)
新町2丁目 146,000円/m2(坪単価:482,644円)
9位 新町7丁目 139,000円/m2(坪単価:459,504円)
10位 大門3丁目 134,000円/m2(坪単価:442,975円)

以上が、青梅市の住宅地の地価ランキングTOP10です。

これを最寄駅別にみると、河辺駅と小作駅で独占されます。
1位と4位の最寄駅は河辺駅で、ともに駅から徒歩10分圏ですので地価が高いのは頷けます。
5位の師岡町3丁目(駅から徒歩10分)、6位の野上町3丁目(駅から徒歩13分)も最寄駅は河辺駅です。
2位の新町3丁目と、3位の河辺町6丁目は、小作駅から10分圏の土地です。

このように、通常は鉄道の駅から近いところほど地価が高くなるのですが、7~9位にランクインした新町エリアは駅から20分以上も歩く地域です。実は、この近くには圏央道の青梅インターがあります。青梅は車社会ですから、高速道路との位置関係も地価に影響するといえそうです。

実際の売り出し価格はどれくらい?

実際の土地売り出し価格は、周辺環境や所有者の事情などの要因で、公示地価とは異なる場合があります。

2019年3月現在、青梅市で売買されている土地をいくつかピックアップして紹介しましょう。

エリア アクセス 広さ 価格
大門2丁目 河辺駅からバス6分 105.20m2 860万円
今寺3丁目 河辺駅から徒歩28分 169.54m2 1,900万円
友田町2丁目 小作駅から徒歩22分 132.35m2 1,180万円
西分町2丁目 青梅駅から徒歩5分 132.24m2 1,580万円
東青梅3丁目 東青梅駅から徒歩7分 161.93m2 2,380万円

現状、河辺駅や小作駅から徒歩圏で売り出されている土地は希少で、徒歩20分以上かかる郊外の土地が目立ちます。
一方で、青梅駅や東青梅駅だと徒歩10分圏で坪単価40~50万円くらいの土地が出ています。青梅線で通勤・通学をされる方なら、価格の安い青梅駅や東青梅駅周辺も検討したいエリアです。

青梅市の土地評価額の動向

青梅市全域でみると、土地価格はここ10年ほどは安定しています。
河辺駅や青梅駅などの周辺エリアも、ほぼ横ばいの状態。駅から遠い山間部では、地価が下がる傾向にあります。

しかし、駅から遠くても圏央道の青梅インター近隣地域は上昇傾向にあります。
資産価値も重視したい方には、新町エリアもおすすめです。

まとめ

車社会の青梅市でも駅近の土地は高い傾向にありますし、そもそも売り出されている土地が少ないという現実もあります。

もちろん、河辺駅や小作駅に近い土地が今後売りに出る可能性は十分にあります。土地探しはあきらめないことも大切。当社ホームページの物件情報などを逐一チェックしながら、より魅力的な土地を探しましょう。