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あきる野市の土地は安い?住みやすさは?あきる野市の土地情報を紹介

秋川渓谷をはじめ、ハイキングやキャンプ、散歩を楽しむ場所を豊富に有するあきる野市。
都心部からは離れていますが、大半が住宅地ということもあって、特にファミリー世帯から人気のあるエリアです。

今回は、あきる野市で家を買おうかどうか迷っている人へ向けて、土地の価格や地価の動向をご紹介します。

あきる野市の土地平均購入価格

あきる野市内で売買されている土地の平均購入価格は、およそ2,050万円。
坪単価に換算すると、約26万円となっています。

取引の傾向としては、90坪を越えるような広い土地の売買が多いです。
都心部に比べて地価も安く、土地も広いため、一戸建てを購入したいと考えている人にとって安く土地を確保できるエリアのひとつといって良いでしょう。

なお、土地の購入費2,050万円が高いのか安いのかわからない人のために参考値を紹介しておくと、東京都全体の地価平均は8,400万円ほどです。
そのため、東京都内でもトップクラスに地価の安いエリアとなっています。

あきる野市の地域情報

秋川市や五日市の合併によって生まれたあきる野市があるのは、八王子市や青梅市のある西多摩地域。
市内には秋川とよばれる大きな川も流れており、渓流釣りやピクニック、トレッキングなどを楽しむ人々からひそかに人気を集めています。
目立った産業はありませんが、西多摩エリアで一番大きなテーマパークである東京サマーランドがあったり、中心部である秋川駅の周辺に大きな商業施設ができたりしているため、生活していくうえで不便を感じることはないでしょう。

子どもの医療費も、中学校卒業まで市で負担してもらえます。
住宅地が多く夜間静かなので、宅地としては条件の良いエリアです。

ただし、都心まで片道およそ1時間かかってしまうというところだけが難点。
都心部へ向かう電車の本数が少ないため、勤め先によっては通勤時間が伸びてしまう場合もあるでしょう。

あきる野市の土地評価額の動向

あきる野市の土地評価額は、バブル崩壊後の1991年まで年々上がっていました。
しかし、バブルの崩壊と同時に地価の値下がりがはじまり、2006年まではひたすら下がり続けます。
年度によっては1年で公示地価(1年に1回国が調べて公表する土地の価値のこと)が10%以上下がってしまったこともあるほどです。

2005年にあきる野インターチェンジが完成し、2007年には都心から日帰りでお風呂を楽しめる「秋川渓谷瀬音の湯」や「あきる野市中央図書館」ができたこともあって、2007年・2008年の地価は一時上昇しています。
その後、2009年から2013年にかけて地価は下がり、2014年から2016年には再び地価が上がりました。

最終的に、2018年・2019年の土地評価額は2年連続で減少しています。
東京都全体の土地評価額が高騰していることを考えると、比較的手を出しやすいエリアです。

あきる野市の地価ランキング

あきる野市内でもっとも地価が高いのは、市内の東側、羽村市の「羽村駅」側となっています。平均の坪単価は、およそ43万8,000円です。

ただし、羽村駅に続く地価第2位はあきる野市の中心部にある「秋川駅」で、坪単価の平均が43万6,000円なので、1位と2位の差はほとんどありません。

地価ランキング第3位の「東秋留駅」までくると、坪単価の平均が約36万6,000円まで下がります。

一方、あきる野市で一番地価が安いエリアは、「武蔵五日市駅」です。
坪単価の平均でいうと、およそ23万4,000円。
第1位の羽村駅とは、20万円以上の価格差がある計算です。

まとめ

豊かな自然と子育て支援に恵まれたあきる野市は、都内でもとくに土地の安いエリアのひとつ。

都心部まで片道1時間ほどかかるという難点はあるものの、平均すると2,000万円前後の予算で土地を購入できるので、安くて広い土地を探している人は注目してみてはいかがでしょうか。